【秘技】目隠ししてボールを避ける【力学的エネルギー保存則】
たくおです。
【力学的エネルギー保存則】を利用すれば目隠ししてもボールがよけられます。
まずは、【力学的エネルギー保存則】について簡単に説明したいと思います。
力学的エネルギーには、運動エネルギーと位置エネルギーがあります。
そして、力学的エネルギー保存則とは、
摩擦力や空気抵抗などの外力がはたらかないとき、力学的エネルギーの総和は常に一定であるということです。
式であらわすと、
(運動エネルギー) + (位置ネルギー) = 力学的エネルギー = 一定
となります。
運動エネルギーは、物体が早ければ早いほど。位置エネルギーは物体が高ければ高いほど。エネルギーが大きくなります。
なんとなくイメージはできるかと思います。
上の式によって、
ある物体の位置エネルギーが今の状態よりも小さくなると、運動エネルギーが大きくなり、逆に運動エネルギーが今の状態よりも小さくなると、位置エネルギーが大きくなるということがわかります。
例えば、
1.ボールが高いところに静止した状態であるとします。
これは位置エネルギーが高く、静止しているので運動エネルギーがありません。
この物体が落下すると、重力により、スピードが増します。
位置エネルギーが小さくなり、運動エネルギーが大きくなっています。
例えば、
2.サッカーボールを上に蹴り上げるところを想像して下さい。
ボールを蹴った瞬間はボールが早いので運動エネルギーが大きく、低い位置にあるので、位置エネルギーは低い状態です。
そしてボールが上がっていくと威力がなくなりいずれ止まります。
この状態が運動エネルギーがなくなった状態かつ位置エネルギーが最大となります。
力学的エネルギー保存則を知っていれば、より上の例の理解が深まると思います。
そして、力学的エネルギー保存則をさらに理解すると、物体の動きの予測をもっと具体的にとらえることができます。
どの高さからボールを落とせば、どのくらいの時間で地面につくのか。そして最大スピードはどうなるかなど、数値でとらえることができます。
それらを駆使すれば、
題目にもある通り、上から落ちてくるボールを目隠ししていても、顔にあたる直前に
ボールを避けることができます。
まさに【秘技】です。
ギリギリで避けられるかな。
機会があれば今度実験しようと思います。
今日はここまで!
それではまた!
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