加速度〜カンタン編〜
カンタン編では、式を使って実際に加速度を求めていきます。
加速度とは、単位時間あたりの速度の変化量です。
加速度を求めるには、加速された時間と、その時間での速度の変化がわかれば求められます。
ここで
加速度 : a
加速され始めた時間 : t1
加速され終わった時間 : t2
t1における速度 : v1
t2における速度 : v2
とします。
加速度は、単位時間あたりの速度の変化量。
さらに言うと、t1〜t2における平均の加速度は、式で表すと、
・・・・式1
となります。
それでは実際に例題で加速度を求めてみましょう。
<例題1>
右方向を正の向きとします。
右方向に10m/sで走っている車が5秒間の間に100m/sに加速しました。
このときの加速度はいくらでしょう?
式1に当てはめると、
t1=0[s]
t2=5[s]
v1=10[m/s]
v2=100[m/s]
となります。
つまり加速度は、
となります。
<例題2>
右方向を正の向きとします。
右方向に100m/sで走っている車が5秒間の間に10m/sに減速しました。
ん?減速?となるかもしれませんが、
この場合も式1が使えます。
減速も加速の一種です。
マイナスの加速度です。
このときの加速度はいくらでしょう?
式1に当てはめると、
t1=0[s]
t2=5[s]
v1=100[m/s]
v2=10[m/s]
となります。
つまり加速度は、
となります。
加速度はマイナスになることもあるので、混乱しないようにして下さい。
ちなみに加速度のaはacceleration(アクセラレイション)からきています。
加速度の説明については下のブログを参照して下さい。
では、また。
〜間違えてるところがありましたら、遠慮なくご指摘下さい〜