加速度〜カンタン編〜

 カンタン編では、式を使って実際に加速度を求めていきます。

 

加速度とは、単位時間あたりの速度の変化量です。

 

加速度を求めるには、加速された時間と、その時間での速度の変化がわかれば求められます。

 

ここで

 

加速度 : a

加速され始めた時間 :  t1

加速され終わった時間 : t2

t1における速度 : v1

t2における速度 : v2

 

とします。

 

加速度は、単位時間あたりの速度の変化量。

さらに言うと、t1〜t2における平均の加速度は、式で表すと、

 

f:id:takuo_1130:20180830214241j:plain・・・・式1

  

 

となります。

 

 

それでは実際に例題で加速度を求めてみましょう。

 

<例題1>

右方向を正の向きとします。

 

右方向に10m/sで走っている車が5秒間の間に100m/sに加速しました。

 

f:id:takuo_1130:20180829224735j:plain 

このときの加速度はいくらでしょう?

 

式1に当てはめると、

 

t1=0[s]

t2=5[s]

v1=10[m/s]

v2=100[m/s]

 

f:id:takuo_1130:20180830214854j:plain

 

となります。

 

つまり加速度は、

 

f:id:takuo_1130:20180830214906j:plain

 

となります。

 

<例題2>

右方向を正の向きとします。

 

右方向に100m/sで走っている車が5秒間の間に10m/sに減速しました。

 

ん?減速?となるかもしれませんが、

 

この場合も式1が使えます。

 

減速も加速の一種です。

 

マイナスの加速度です。

 

f:id:takuo_1130:20180829225103p:plain

 

このときの加速度はいくらでしょう?

 

式1に当てはめると、

 

t1=0[s]

t2=5[s]

v1=100[m/s]

v2=10[m/s]

 

f:id:takuo_1130:20180830214933j:plain

 

となります。

 

つまり加速度は、

 

f:id:takuo_1130:20180830214947j:plain

 

となります。

 

加速度はマイナスになることもあるので、混乱しないようにして下さい。

 

ちなみに加速度のaはacceleration(アクセラレイション)からきています。

 

 

加速度の説明については下のブログを参照して下さい。

 

 

takuo-1130.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

では、また。

 

 

 

 

〜間違えてるところがありましたら、遠慮なくご指摘下さい〜